中国人
昔、茨城の工場に出稼ぎに行った時、中国人の出稼ぎ労働者がたくさんいた。中国人はもくもくと仕事をこなす。ほとんどが若い女の子だったけど、タフな人達っていう印象だったなぁ。
同じエリアの何人かと筆談でやりとりしたけど、街で見る観光客とは全然違う印象(ある意味当たり前だけど。俺は人種問わず、"観光客"はちゃらいもんだと思ってる。)で、みんな物静かで、中国人同士で寄り添っている感じがした。
俺の名前を中国語で教えてくれたり、手相を見てくれたし、嫌いな上司も教えてくれた。笑
悪い印象なんて全く無かった。
何年も前に出会った、ある男。
たまたま夏の駅前通りホコ天のライブ会場で、一人で盛り上がっている若いやつがいたから、自分も酔っぱらっていたんで話かけたら、中国人だと言う。片言の日本語だったけど、日本には勉強で来ているとの事だった。
確か当時は19歳だか20歳って言ってたかな。
日本にきたばかりで友達が居ないって言っていて、ホコ天のイベントが終わってもついて来たから、少し酒をおごってあげて(缶ビール何本か程度だよ)カウンターアクション前で飲んだりして、遊んだ。
その時に連絡先を交換してから、よく電話がかかってきてねぇ 笑
最初は同性愛者かと思って少し警戒(笑)もしてたんだけど、「石田、女の子紹介して!」ってな事も言ってきたから、ある意味の懸念は解消されて、それからもカウンター連れていったり、奴の仲間の中国人連中との飲み会に参加させてもらったりして、たまに遊んでた。
テンション高くてウザかったけど、無邪気なめんこい奴だった。
それからしばらく音沙汰が無かったんだけど、突然電話がかかってきて話すと、観光の仕事に就いて、めちゃくちゃ忙しかったとの事だった(確か、日本と中国行き来しながら3ヶ月くらい無休で働いて2週間くらいの休みがあるみたいな事言ってたかな。日本語も流暢になってた。後で知ったんだけど、英語も話せるらしい)。
で、初めて会った時に石田に酒をおごって貰ったと。今は沢山稼げるようになったから、石田に飯を奢りたいって言ってきた。
…なんだこいつは 笑
そして、俺もいいよいいよ〜とは言いつつ、奴も凄く楽しそうだったからご馳走になろうと、連れて行ってくれたのが、円山クラスの高級な鉄板焼き屋。
なんかその時、さすがにこれは良いのか?って思って、微妙な気持ちだったんだけど、何年か前の、たかが缶ビール数本を覚えてくれていて、その気持ちが嬉しくてねぇ。
この人は凄いなって思った。
それから何度か、高い店での飲み食いに誘ってくれたんだけど、自分がついていけるレベルの金額じゃないし、奢りたいって話だったから、なんか誘いに乗れなくなってね。しばらく距離を置いたんだ。
俺の性格ではそれしかできなかった。
以降、何年か経って連絡してみたけど、番号は使われてなくて、連絡するすべは無くなってしまった。恐らく、二度と接点はないのかもしれない。
悪い事したなぁって、少し後悔もあるけど、奴が日本に居ても中国に居ても、元気で、達者で居てくれたら良いなと思う。
並外れた努力家で、明るくて、ずるさが全く無い奴だった。
だから俺にとって、中国人の印象はめっちゃくちゃ良いんだよね。尊敬してる。
…って、明日5時半起きだでや!
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